入会のすすめ
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会への入会のご案内
入会の手続き方法および入会申込書はこちらからどうぞ。
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会は、全人的な視野に立ち幅広い近年の呼吸器疾患の治療技術力を研究し、教育し、啓蒙していくための組織です。
本学会の活動の概要は以下の通りです。
本学会の活動の概要
1. 学術総会の開催
2. 学会誌・教育マニュアルの発行
「日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌」
「呼吸器疾患患者のセルフマネジメント支援マニュアル」「酸素療法マニュアル」「呼吸リハビリテーションマニュアル-運動療法-」、「呼吸リハビリテーションマニュアル-患者教育の考え方と実践-」、「ケアスタッフのためのよく分かるCOPD」など
3. 学会員に対する幅広い情報提供
地域で呼吸リハビリテーションの研修会を開催し会員を含む医療者に関連情報の提供を行っています。
4. 関連団体への支援、協力
- 日本看護協会に協力し「慢性呼吸器疾患の認定看護師制度」を発足させました。平成23年4月より福井大学ほかで600時間の研修後、試験を受けた後、認定されることになっています。認定前、認定後の看護師に継続的に情報を提供します。
- 日本医師会が主導で進めているCOPDの啓発活動、「日本COPD対策推進会議」の推進を日本呼吸器学会、結核予防会とともに行っています。
- 3学会(日本呼吸器学会・日本麻酔学会・日本胸部外科学会)合同呼吸療法認定士の継続教育に協力しています。
5. 資格など
本学会では地域での活動を支援する「呼吸ケア指導士」の資格認定を行っています。学会に3年以上継続して入会し、活動していることが資格認定の基本条件となりますので、なるべく早期の入会をお勧めします。
6. 本学会の会員の職種
本学会では、医師、看護師、保健師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、臨床検査技師、栄養士、薬剤師など、医療におけるさまざまな職種が会員となって活動しています。
より良い呼吸ケアのため、チーム医療として構築が進んでいます。このような流れのなか、本学会の会員はさまざまな職種から構成されており、まさに広域チーム医療の発展を目指していると言えます。
本学会の特徴は、第一に呼吸ケアで働くさまざまな職種が専門職としての役割を明確にしながら、チーム医療の啓蒙と実践に力を入れていることです。専門的で高度な救急救命や人工換気などにおける機器の使い方、技術面での情報提供を継続的に実施しています。第二に呼吸ケアに関わる新しいテーマを課題として、その中にアカデミズムを追求しています。サイエンスにもとづく合理的で質の高い呼吸ケアをわが国の隅々にまで展開したいという願いがこめられています。この中では新しい医療倫理のあり方についても議論を重ねています。第三にこのような実践的な情報が広く専門職に伝わるよう、初学者育成、継続教育にも努力を重ねています。
本学会は、呼吸ケアに関わる全ての医療者の不断の努力が病める人たちに還元され実を結ぶことを目的とし、また啓発など学会としての社会的な役割を果たすことにあると考えています。本学会の活動は呼吸ケアで活躍する多職種から成る多くの会員の相互交流の場を提供するものであり、これにより新たな感奮興起を得て医療の現場に貢献する力となると確信します。ぜひ、本学会に入会し、あなたの活動の幅を広げてみませんか。